J1昇格POで徳島千葉が決勝へ 大迫傑マラソン日本新樹立
J1昇格プレーオフ準決勝で徳島ヴォルティスがジュビロ磐田とドローで決勝進出を決め、ジェフユナイテッド千葉も大宮アルディージャを大逆転で下しました。磐田の川島永嗣選手はラストプレーで攻撃参加も及ばず、大宮の市原吏音選手は現実を受け止めました。また、清水エスパルスを退団した乾貴士選手が現役続行を宣言。陸上では大迫傑選手がマラソン日本新記録を樹立し、柔道の角田夏実選手が引退を表明するなど、各競技で動きがありました。
目次
サッカー
J1昇格プレーオフ準決勝
徳島ヴォルティスはジュビロ磐田との準決勝で引き分けに持ち込み、年間成績で上回り決勝進出を果たしました。トニー・アンデルソン選手の貴重な得点が光りました。一方、磐田の川島永嗣選手は最後の攻撃参加を試みましたが、笛が鳴り無念の敗退となりました。大宮アルディージャは千葉に大逆転負けを喫し、市原吏音選手は「まだJ1にふさわしくない」と現実を冷静に受け止めました。千葉はわずか16分で逆転し、17歳の姫野誠選手が芸術的なループシュートを決め、河野貴志選手が勝ち越しゴールを挙げました。決勝カードは徳島対千葉となり、J1昇格権を懸けた一戦となります。
清水エスパルス 乾貴士現役続行
清水エスパルスを退団した乾貴士選手は、現役を続ける意向を明らかにしました。引退も考えたものの、「こんな形のままでは終われない」と強い意志を示しました。長年のキャリアを振り返り、新たな挑戦への意欲を語っています。
鹿島アントラーズ 9年ぶりリーグ優勝
鹿島アントラーズは最終戦で横浜に2-1勝利し、9年ぶりのJ1リーグ優勝を果たしました。レオ・セアラ選手の先制ゴールが象徴的で、サポーターの歓声がスタジアムを包みました。2位の柏レイソルは勝利したものの、勝ち点1差で及ばず14年ぶり逆転優勝はなりませんでしたが、6連勝を飾りました。
陸上競技
大迫傑 マラソン日本新記録
34歳の大迫傑選手がマラソンで日本新記録となる2時間4分55秒をマークし、従来記録を1秒更新しました。3度目の日本新樹立で、環境を変えての挑戦が実を結びました。マラソン・グランプリファイナルでの出場権も獲得し、次なる目標に向けています。
田中希実 女子1万mで自己ベスト
田中希実選手は女子1万メートルで自己ベストとなる30分54秒40を記録し、日本勢トップの3位に入りました。樺沢和佳奈選手も4位と好走し、競技のレベルの高さを示しました。
柔道
角田夏実 現役引退へ
角田夏実選手が現役引退を表明しました。パリ五輪女子で史上最年長の32歳直前に金メダルを獲得した実績を残し、「そろそろ発表とか」と周囲に語っています。
阿部詩 全日本選手権優勝
阿部詩選手が全日本選手権で優勝し、来年の世界選手権代表を確実にしました。パリ五輪からの1年を無敗で締めくくり、再出発の年を有終の美で飾りました。
野球
ソフトバンク 今宮健太契約更改
ソフトバンクの今宮健太選手は契約更改で1億円減の2億円でサインしました。今季はケガの連鎖で48試合の出場にとどまり、「当然のこと」と受け止めています。
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