高市政権 予算案衆院通過 野党反発相次ぐ

高市早苗首相率いる政権は、令和8年度予算案を衆院で可決させました。国民民主党は反対に回り、政権との距離を広げています。また、共産党は衆院選での議席減を自力不足と総括するなど、野党側で動きが見られます。一方、中東情勢では中国のペトロ人民元策謀が注目を集め、ネパールでは反汚職政党が総選挙で圧勝しました。これらの動向が国内外の政治・経済に影響を与えています。

国内政治

令和8年度予算案の衆院通過

高市早苗首相は衆院予算委員会の締めくくり質疑で、国民生活に支障を生じさせないと強調しました。与党の賛成多数で予算案は衆院を通過し、16日に参院で実質審議に入ります。高市首相は野党への協力を呼びかけ、3月末までの成立に意欲を示しています。この審議過程では、国会対策の経験が乏しい首相の性分が、慣例に無頓着な対応を招きました。世論の支持を背景に自信を深め、常識破りの進め方が目立っています。

国民民主党の政権離反

国民民主党は予算案に反対し、委員長解任決議案にも賛成しました。衆院選前の少数与党協力から変化が生じ、高市政権との距離が広がっています。榛葉氏は政府・与党の強硬な国会運営に苦言を呈し、強い立場だからこそ謙虚に進めるべきだと指摘しました。対決より解決を掲げる同党の姿勢が、審議の焦点となりました。

野党の内情

共産党の田村智子委員長は中央委総会で、衆院選の議席減を重大な後退とし、党の自力不足が最大要因だと総括しました。中道の小川代表は就任1カ月を振り返り、人事や予算委員会、党内調整の苦労を語りました。チームみらいは衆院選で11議席を獲得し、速やかな政府運営を注文されています。

国際政治

ネパール総選挙 新興政党圧勝

ネパール総選挙で、反汚職の新興政党国民独立党が議席の約3分の2を占めました。Z世代支持のラッパーが新首相就任の見通しです。昨年、政治家の汚職や経済格差を批判した若者主導のデモで親中派のオリ首相が辞任したことが背景にあります。この結果は、若者の政治参加を象徴しています。

経済動向

中東でのペトロ人民元策謀

戦火の中東で、中国の習近平政権がペルシャ湾岸向けにペトロ人民元の策謀を進めています。米国・イスラエルとイランの交戦前に動き出し、ドル一強の切り崩しを狙っています。この動きは国際経済の構造変化を示唆します。