高市首相 国民会議で消費税率柔軟変更を提起 野党参加限定的

高市早苗首相は国民会議の初会合で、消費税率を柔軟に変更する可能性を指摘しました。予算案の年度内成立にも強い意欲を示し、野党の参加はみらいのみに限られています。与党は審議を急ぎますが、野党側は十分な議論を求めています。また、大阪都構想をめぐり維新内で不協和音が生じています。こうした動きが政権運営に影響を与えそうです。

高市政権の経済政策

国民会議初会合

高市首相は国民会議の初会合で、消費税率を柔軟に変更する可能性について指摘しました。システムを柔軟にしておくことが有効だと述べています。また、一定の共通理解を持つ政党間で議論を進め、社会保険料負担の在り方も協議する方針です。首相はこれを「今やらなくては間に合わない大事な取り組み」と位置づけ、国民的議論を呼びかけました。参加した野党はみらいのみで、他の野党は与党主導の議論に巻き込まれることを警戒し、見送っています。与党は野党の出方をうかがいながら、夏前までの取りまとめを目指します。

予算案の年度内成立

高市首相は予算案の3月末までの成立に強いこだわりを示しました。政権幹部は衆院通過を13日までに進める方針です。与党は審議を急ぎますが、野党は十分な審議時間の確保を求め、攻防が本格化しています。首相は各党代表質問でこの点を強調し、年度内の成立を確実なものとする姿勢を鮮明にしました。

与野党の動向

大阪都構想をめぐる維新の内部分裂

大阪都構想の法定協設置議案について、維新の吉村洋文代表は3月提出を表明しました。一方、大阪市議団の一部は民意を無視した拙速な進め方に反発し、現時点での同意は難しいとの見方が広がっています。この不協和音が構想の実現に影を落としています。

立憲民主党の批判

立憲民主党の水岡代表は、高市首相がカタログギフトを配布した問題を批判しました。自民党支部が高市氏の財布として使われるのは許せないと述べ、国民の怒りを共有する姿勢を示しました。