高市首相消費税減税検討 市場安定と野党動向

高市早苗首相が消費税減税の検討を加速させています。与党が衆院選で大勝したことで金融市場の混乱が和らぎ、長期金利が安定しています。食料品の消費税ゼロ化には年5兆円の財源課題があり、超党派の国民会議で協議が進みます。中道民主党では新代表選に向け、階猛氏と小川淳也氏が立候補の意向を示しました。円相場はアジア市場で153円台前半まで上昇しています。

政治

高市首相の消費税政策

高市早苗首相は責任ある積極財政を掲げ、消費税減税の検討に動き出しています。金融市場では当初、財政悪化への懸念から高市ショックと呼ばれる混乱が生じましたが、与党の大勝により長期金利が安定しています。食料品の消費税をゼロとする案では、年間5兆円規模の財源確保が課題です。首相は社会保障改革に向けた超党派の国民会議で代替財源などの制度設計を協議し、夏前に中間報告を目指しています。国民会議では丸投げとの不満も出ています。

中道民主党代表選

中道民主党は新代表を選出する議員総会を13日に開催します。立候補に所属国会議員の推薦人は不要です。階猛氏と小川淳也氏が立候補の意向を表明しました。小川氏は過酷な時こそ社会を立て直す主力になれるかを問いたいと述べています。党内では融和を求める声があり、伊佐進一氏は党内融和を一番にすべきだと要望しています。先の衆院選では公明出身者を優遇し、全員当選させました。

衆院選結果と地域動向

与党は衆院選で圧勝を収めました。高市首相の動画が1億回再生されるなど発信力が支持を集め、保守回帰が進んでいます。中国は高市首相への祝意を台湾総統が述べたことを恥だと非難し、国会答弁の撤回を求めています。沖縄ではオール沖縄勢力が全4選挙区で敗北し、初めてゼロとなりました。現実の課題に向き合ってこなかったとの指摘があります。

経済

為替市場の動き

アジアの外国為替市場で円高ドル安が進みました。一時1ドル=153円台前半を付けました。米長期金利の低下を背景に、日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが優勢となっています。

対米投資の進展

赤沢経済産業相は渡米し、日米関税合意に基づく総額5500億ドル、約85兆円の対米投資の第1号案件を決定するため、ラトニック商務長官と協議します。突っ込んだ議論を進めます。