高市早苗首相 衆院選最終日演説で危機感表明 野党も訴え

衆院選の最終日、各党首が各地で演説を行いました。高市早苗首相は東京都文京区で圧勝報道に危機感を表明し、泣きそうになったと語りました。与党は優勢との見方が強いものの、荒天の影響で投票率が変動し、無党派層の動向が接戦区の勝敗を左右します。野党側も玉木雄一郎代表や野田佳彦共同代表らが代替案の必要性を訴えました。また、外交では日英関係の深化や北方領土問題が注目されています。

衆院選最終日

高市首相の演説

高市早苗首相は東京都文京区で選挙戦最終日の演説を行い、圧勝を報じる報道に強い危機感を示しました。泣きそうになったと心情を吐露し、油断を戒めました。自民党は前回の衆院選や昨年の参院選で少数与党に陥った経験から、過半数回復が重要政策推進の鍵となります。与党は全体として優勢ですが、雪などの悪天候が投票率を低下させ、無党派層の投票行動が接戦区で影響を及ぼす可能性があります。小泉進次郎氏も最終日に油断を禁じる訴えをしました。

野党の最終アピール

国民民主の玉木雄一郎代表は声が枯れるほど演説し、代替案を示す政治勢力の必要性を強調しました。与党と野党の適切な組み合わせで国を前進させたいと訴え、一番頼れる野党として支持を呼びかけました。中道改革連合の野田佳彦共同代表は東京阿佐ヶ谷で、熱狂の後に何を生むかを有権者に思い出してほしいと述べました。また、雪の影響で一部投票所の終了時刻を繰り上げる事態を挙げ、解散時期の判断を非難しました。チームみらいの安野党首はあおらない、おとしめない、決めつけないというポリシーを掲げ、比例区での善戦をアピールしています。

外交関係

日英関係の深化

スターマー英首相が日本を訪れ、高市首相と会談しました。両国は関係を一層深化させることで合意し、米主導の国際秩序不安定化への対応策を示す方針です。明治維新以降、日本が最も緊密な関係を築いた英国との連携強化が図られます。

北方領土返還大会

北方領土返還大会が開催され、高市首相が出席しました。四島の返還実現を求めるアピールが採択されます。元島民らへの墓参のためのビザなし渡航を認める北方墓参など、四島交流事業の再開が求められています。

経済・安全保障政策

物価高と消費税減税

家計に直撃する物価高が争点となっており、多くの政党が消費税減税を掲げています。期限付きや食料品限定など内容は異なりますが、有権者の判断が注目されます。外国人政策や安全保障も並行して議論されています。

米兵器売却方針

トランプ米大統領は同盟・友好国に対し、防衛投資の増額を条件に兵器売却で優先対応を表明しました。自国防衛投資、作戦上の重要性、経済安全保障への貢献を基準とします。