高市首相各地支援 中道改革連合に麻生氏皮肉

衆院選の情勢が注目される中、高市早苗首相が北海道で厳寒の中、自民候補を支援しました。兵庫県では維新の吉村代表と党首対決の様相を呈しています。自民の麻生太郎副総裁は中道改革連合を「中革連」と皮肉り、石破前政権を批判。経済面では食料品の消費税ゼロ化の課題や春闘での実質賃金上昇が議論されています。各党の動画投稿も活発化しています。

政治

高市首相の北海道入り

高市早苗首相は北海道の札幌市手稲区で自民候補への応援演説を行いました。JR手稲駅前では雪が積もる厳寒の状況の中、聴衆に感謝の言葉を述べました。小野田氏の移動が断念されるほどの悪天候でしたが、首相は予定通り出陣。北海道の選挙実態が厳しい環境下で浮き彫りになりました。この支援活動は、公示直後の与党の動きとして注目を集めています。首相の地元密着型の演説が、有権者の心を掴む狙いが見られます。

兵庫7区での党首対決

兵庫県の第7区では、高市首相と維新の吉村代表が対決の構えです。公示日に首相は甲子園球場近くの西宮市内ホテルで支援演説を行い、阪神タイガースファンとして知られる地元色を前面に出しました。一方、維新側も積極的な動きを見せ、与党党首同士のぶつかり合いが選挙戦の焦点となっています。公示日の味方は今日の敵という状況が、選挙の厳しさを物語っています。

麻生副総裁の中道改革連合批判

自民党の麻生太郎副総裁は、中道改革連合を「中革連」と呼び皮肉りました。衆院選では高市首相を選ぶか、野田佳彦共同代表を選ぶかが問われていると述べ、石破前政権を「どよーんと暗かった」と批判。立憲民主党と公明党が結成したこの連合に対する与党側の強い対抗意識が表れています。総務省は比例区の有効投票例に「中」や「中道改革」を示さず、無効の見通しとしています。

経済政策

食料品消費税ゼロの制度設計課題

各党が掲げる食料品の消費税ゼロ化について、制度設計の曖昧さが指摘されています。現在8%の税率を免税か非課税でどう扱うかで、小売り事業者の事務負担やコスト増の恐れがあります。手法次第で実効性が左右され、各党は具体的な政策を示す必要があります。衆院選での争点として、事業者への影響を最小限に抑える工夫が求められています。

春闘と実質賃金上昇

衆院選と並行して注目される春闘では、実質賃金の増加が労使の共通認識です。直近2年間は5%台の賃上げが実現しましたが、物価高に負けない水準が焦点となります。関西経済では、副首都機能や中小企業支援がポスト万博の成長分岐点と位置づけられ、投資戦略の重要性が強調されています。1970年大阪万博後の低迷を反省し、持続的な経済活性化策が議論されています。