高市首相 日韓首脳会談と国会解散検討 レアアース開発進む

高市首相が李大統領と奈良で会談し、未来志向の日韓関係と経済安保協力を協議します。通常国会召集が決定し、首相の衆院解散検討に野党が反発しています。一方、南鳥島周辺でレアアース泥の試験掘削が始まり、G7財務相が中国依存低減で連携を確認。台湾は米国と砲弾共同生産を進めます。これらの動きが政治・経済分野で注目されます。

政治動向

高市首相の国会対応と解散検討

木原官房長官が衆参両院の議運委理事会に通常国会召集の伝達を行います。高市首相は自民党関係者に通常国会冒頭での衆院解散を検討していることを伝えました。これに対し、野党側は強い反発を示しており、国会運営が紛糾する可能性があります。また、首相は就任後初のお国入りで安倍晋三元首相の慰霊碑に献花し、黙祷を捧げました。衆院解散や総選挙については言及を避けました。大相撲初場所では女人禁制の伝統を尊重し、土俵上での表彰を控えました。

立民と公明の選挙協力協議

野田佳彦代表と斉藤鉄夫代表が会談し、立民側が公明党に選挙協力を打診しました。野田氏は基本路線が一致すると述べ、選挙での協力を確認。斉藤氏も前向きに検討する意向を示しました。公明党内では自民党との過去の関係を指摘する声もありますが、衆院解散の可能性を踏まえた動きです。一方、前橋市長選では小川晶氏が再選を果たしました。ラブホテル面会問題の逆風を振り払い、給食無償化などの実績をアピールして支持を広げました。

外交・安保

日韓首脳会談と経済安保協力

高市首相と李大統領が奈良で会談します。シャトル外交の一環として未来志向の日韓関係の発展を図り、中国による軍民両用品目の対日輸出規制を背景に経済安全保障分野の協力を協議します。李在明大統領の外交路線が試される中、日中関係の悪化の中で両国とのバランスが注目されます。また、小泉進次郎防衛相は核保有議論を否定せず、岡田克也氏の答弁を逆手にタブーなき国防観を主張しています。

台湾の米国との砲弾共同生産

台湾は米国と155ミリ砲弾の共同生産を進めます。立法院の会合で幹部が明らかにし、中国の侵攻に備えたものです。戦場で最も使用される弾薬として位置づけられ、台湾国内生産が想定されます。将来的に他の弾薬への拡大も視野に入れています。

経済・資源戦略

南鳥島レアアース試験掘削開始

海洋研究開発機構の地球深部探査船ちきゅうが清水港を出航し、南鳥島周辺の排他的経済水域でレアアースを含む泥の試験掘削に着手します。中国依存からの脱却を目指す安保上の最優先課題です。深海採掘の技術的困難や採算性の壁が課題ですが、世界初の試みとして注目されます。

G7重要鉱物連携と中国依存低減

片山さつき氏らG7財務相がレアアースなど重要鉱物の会合を開催し、中国への依存低減でサプライチェーンの多様化に向けた連携を確認しました。中国がレアアースを経済的威圧に利用する中、こうした取り組みが強化されます。また、中国からの世論操作情報が231万件確認され、台湾統一を狙った日本のSNSも標的となっています。