高市首相中央アジア首脳会合 日銀利上げ決定

高市早苗首相が中央アジア5カ国首脳と初の会合を開き、資源安定供給に向けたカスピ海ルート整備を盛り込んだ東京宣言を採択しました。一方、日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を0.5%程度から0.75%程度へ引き上げる追加利上げを決めました。中国依存からの脱却や日米同盟強化の動きも見られます。

外交

高市首相と中央アジア首脳会合

高市早苗首相は中央アジアのカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギススといった5カ国首脳と東京で初の首脳会合を開催しました。会合ではレアアースやレアメタルなどの重要資源開発協力が議論され、中国依存からの脱却を目指す方針が確認されました。首相は国際情勢の変化を指摘し、アジアと欧州を結ぶ貿易ルートの重要性を強調しました。また、資源の安定供給を確保するためカスピ海ルート整備を推進する東京宣言が採択されました。中国はこれらの国々で影響力拡大を図っていますが、日本はより質の高い協力を進め、中露間のくさびを入れる狙いもあります。中央アジア各国は人口増加と経済発展を続けています。

米国務長官の日米同盟強調

米国務長官は日米同盟の強化と対中協力を両立させる方針を表明しました。自身が対中強硬派として知られることについて、米大統領と米国を代表して外交を行う立場だと述べ、トランプ大統領の意向に沿った対応を示しました。日米同盟国を守るため、世界で最も強固な核抑止力を維持すると強調しています。日本側の核保有論に対しては、核不拡散や核軍縮の管理で日本がリーダーであるとの立場を伝えました。

金融政策

日銀の追加利上げ決定

日本銀行は金融政策決定会合で、今年1月以来の追加利上げを決定しました。政策金利を0.5%程度から0.75%程度へ引き上げます。短期金利の0.25%引き上げにより、1年から3年にかけてGDP成長率がそれぞれ0.1%減、0.25%減、0.3%減の見通しです。年平均で0.2%程度の減少となり、責任ある積極財政に影響を及ぼす可能性があります。路線継続は丁寧に進めるべきとの指摘もあります。

政治

維新の党運営と疑惑

日本維新の会は所属全議員を対象に実態調査を実施し、国保逃れ疑惑に対応します。法人理事就任による低負担の社会保険加入が指摘され、野党から国会で追及されています。兵庫県議ら4人の名前が挙がっています。また、核保有発言をめぐる報道に対し、吉村代表はオフレコのやり取りが報じられる問題を苦言しました。自民党幹部との良好な関係構築を前向きに検討しています。議員定数削減議論は13年続き、高市首相の覚悟が問われています。

中国経済

不動産大手万科の資金難

中国の不動産大手万科企業が資金難に陥り、債務不履行の恐れから信用格付けが引き下げられました。国有企業を後ろ盾に多角化を避けた優等生企業が苦境を強いられるのは、不動産不況の深刻さを示しています。一方、对日レアアース輸出は11月に34%増と今年最多を記録しました。台湾有事に関する首相答弁で日中関係が悪化していますが、表立った対抗措置は見られません。