高市首相 臨時国会閉会で成果強調 経済成長加速へ
高市早苗首相は臨時国会閉会に当たり、物価高対策などを盛り込んだ補正予算の成立を成果として挙げ、強い経済成長を加速させると述べました。就任から2カ月でスピード感を持って取り組んだと振り返り、維新との連立を基盤に政策を進めます。一方、れいわ新選組など野党からは政権批判が相次ぎました。参政党は外国人政策の新庁創設を提言しています。
政治
高市内閣の活動状況
高市首相は臨時国会閉会後の記者会見で、にこやかな表情を浮かべました。暮らしに直結する物価高対策を果敢に取り込み、大規模な総合経済対策の裏付けとなる令和7年度補正予算が成立したことを強調します。就任から2カ月を振り返り、かなりスピード感を持って取り組めたと述べ、国民との約束を一定程度果たせたと評価しました。さらにギアを上げ、強い経済による成長を追い求めるとの決意を示しています。解散総選挙については、税制改正や当初予算編成などやるべきことが山ほどあり、考える暇はないと語りました。また、維新との連立合意を基礎に国家国民のため働くと強調しています。
野党の政権批判と提言
れいわ新選組の山本太郎代表は記者会見で、高市政権を詐欺丸出しで高評価を得る地獄のような政権と酷評しました。倒れろとの強い表現を使い、臨時国会を巡る批判のトーンを強めています。一方、参政党は外国人問題に関する政策提言を発表しました。関連部局を再編した外国人総合政策庁の創設や、外国人による不動産取得を規制する法改正を柱としています。神谷代表は、この分野で高市政権と方向性が一致すると述べました。自民党の鈴木幹事長は維新との信頼関係を築き上げていく方針を語り、公明党との過去の経験を挙げて政策合意を誠実に実行するとしています。
その他の動向
自民党と国民民主党は、所得税が生じる年収の壁の引き上げを巡り協議を継続します。税制調査会長らの会談で合意に至らず、同日中を含めて交渉を続けます。衆院法務委員会では、選択的夫婦別姓制度導入の立憲民主党・国民民主党案と、旧姓通称使用の日本維新の会案が継続審議となりました。再審制度改正の野党案も同様です。前橋市長選では、小川晶氏がホテル問題を巡る争点を自身への評価とし、出馬を表明しました。市民と進めてきた政治を諦められないと語っています。
経済
通販・IT企業の取引改善
経済産業省は、インターネット通販サイトやデジタル広告を手がけるIT企業の取引の透明性・公正性に関する調査結果を公表しました。米アマゾンの苦情対応で定型文の回答が多い点などを指摘し、改善を求めます。楽天市場やヤフーも課題として挙げられました。維新の梅村税調会長は、企業の交際費課税改革を掲げ、損金算入の金額や項目を増やすことで減税し税収を増やす税制を目指すとしています。税と社会保障を一体で議論します。
インバウンドと地域経済
11月の中国からの訪日客は56万2千人で、前年比伸び率が22.8%から3%に落ち込みました。関係悪化の影響です。高市首相は、多様な国からの観光客を増やすインバウンド分散に意欲を示し、状況を注視して適切に対応すると述べました。1~11月の外国人訪日客は推計3906万5600人で、過去最多を更新しています。宮城県知事は、メガソーラー支援廃止の政府方針を高く評価し、高市内閣あっぱれと述べました。原発再稼働の容認表明もあり、エネ供給に厚みが増すとの見方があります。
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