維新政治資金キャバクラ問題と経産省レアアース備え

日本維新の会の奥下氏側が政治資金でキャバクラに9万円を支出したことが問題視されています。事務所側は企業からの誘いで適正に処理したと回答しています。一方、経済産業省は中国との取引リスクを念頭に、レアアースの供給網維持に向けた企業経営指針をまとめ、パブリックコメントを経て年内公表を目指します。高市早苗首相のファッションや愛用品も関心を集め、多重債務者が147万人に急増するなど、政治経済の動きが続いています。

国内政治

維新奥下氏の政治資金支出

日本維新の会の奥下氏側が政治資金収支報告書にキャバクラへの9万円の支出を記載していました。この支出は藤田氏が問題視しています。奥下氏の事務所は、某企業に誘われて行ったものであり、企業から誘われた場合には奥下側の分は企業が払っており、適正に処理したと書面で回答しています。こうした政治資金の使途が注目されています。

立民安住幹事長の維新批判

立憲民主党の安住淳幹事長は、日本維新の会について、野党時代に自民党とつるんで最後に必ず裏切ると酷評しています。野党でまとまって交渉しようと思ったら、維新が自民党側につくためひどかったとし、野党からいなくなってせいせいしたと述べました。与党の衆院議員定数削減法案についても、立民の野田佳彦代表が自動削減の条項を許されないと批判しています。

高市早苗首相のファッションと愛用品

高市早苗首相のファッションは場面に応じて変化し、TPOをわきまえた清潔感が専門家から評価されています。お気に入りのブランドとしてジュンアシダが挙げられ、側近はこだわりのブルーを爆買いしたと証言しています。また、黒革トートバッグは濱野皮革工藝のグレースディライトトートで問い合わせが殺到、多機能ペンや韓国コスメも愛用品として人気を集めています。

経済安保と金融動向

経産省のレアアース供給網指針

経済産業省は、経済的威圧を強める中国との取引に伴うリスクを念頭に置いて、レアアースのサプライチェーン維持への備えを企業に求めています。新たな企業経営指針としてまとめ、パブリックコメントを経て年内に正式版を公表する予定です。こうした経済安保強化の取り組みが進んでいます。

多重債務者急増と中小薬局経営

多重債務者が今年3月末時点で147万人に急増し、金融庁が物価高の影響などを分析する調査に今月中にも乗り出します。借り入れ制限をすり抜けるケースも可能性があります。一方、中小薬局の経営は物価高や賃上げ、薬価引き下げで厳しさを増しており、薬剤師の服薬指導を活かした予防医療に活路を見出しています。