ゴールドマンサックス暗号資産底打ち指摘 米金利上昇警戒

ファイナンス投資

暗号資産市場ではゴールドマン・サックスが価格の底打ちを示唆しています。一方、米連邦準備制度の利上げ再開への警戒が高まり、債券市場に影響が出ています。ブラックロック社長は戦争に伴うリスクを指摘し、経済成長の抑制とインフレの上昇を懸念しています。韓国政府は国債を買い戻し市場安定を図り、トルコ中央銀行は金を売却しました。こうした動きが金融市場全体に波及しています。

暗号資産市場

ゴールドマン・サックスの見解

ゴールドマン・サックスは暗号資産の価格が底打ちした可能性があると述べています。この指摘は市場参加者の注目を集めています。また、米証券取引委員会のポール・アトキンス委員長は、暗号資産企業向けのトークン化に関するイノベーション免除措置が数週間以内に導入される可能性を指摘しました。これにより、暗号資産の活用が広がる可能性があります。さらに、米政府支援の住宅ローン機関ファニーメイが、初めて暗号資産を担保とした住宅ローンを受け入れる方針です。この動きは、暗号資産の実世界での利用を促進するものと見られます。日本円の購買力が30年で約65%減少している状況を反映したステーブルコインも注目されています。

債券市場と金利動向

米利上げ再開への備え

債券市場では、イラン情勢の緊迫化を背景に米連邦準備制度の利上げ再開への警戒感が強まっています。トレーダーは最悪のシナリオに備え、ヘッジを進めています。状況次第では、数週間以内の利上げが余儀なくされる可能性があります。韓国政府は約5300億円相当の国債を緊急買い戻し、市場の安定を図りました。これは2021年以来5年ぶりの措置で、中東情勢によるインフレ懸念と金利上昇を抑える狙いです。トルコ中央銀行はイラン戦争開始後2週間で約60トン、約1.3兆円相当の金を売却およびスワップ取引に回しました。これにより、金価格に下押し圧力がかかっています。

株式市場とリスク要因

ブラックロックの警告

ブラックロック社長は投資家に対し、戦争に伴うリスクを過小評価しないよう警告しています。紛争が早期に終結した場合でも、経済成長を最大2ポイント押し下げ、インフレ率を同程度上昇させる可能性があると指摘しました。米株式市場ではS&P500の底値がなお遠いとの見方が広がっています。ストラテジストはテクニカル面で最悪期が終わっていないと分析しています。また、Googleの新技術がメモリー需要を6分の1に抑える可能性が指摘され、過熱していたメモリー株に冷や水を浴びせています。これらの要因が市場の変動を助長しています。