マグニフィセントセブン全株二桁下落 金価格四千六百ドル回復

米国株式市場の主要企業群が直近高値から一様に下落しています。マグニフィセントセブンと呼ばれる大手テック株が二桁の下げ幅を示す中、金価格は四千五百五十ドルを突破し、四千六百ドルを回復しました。原油相場も変動が続き、企業調達や地政学要因が市場に影響を与えています。

米国株式市場

マグニフィセントセブン

アップル、 엔비디ア、グーグル、アマゾン、テスラ、メタ、マイクロソフトの七銘柄、いわゆるマグニフィセントセブンが直近高値から二桁の下落幅を示しています。具体的にはアップルがマイナス十一・三パーセント、 엔비ディアがマイナス十三・六パーセント、グーグルがマイナス十六・三パーセント、アマゾンがマイナス十六・五パーセント、テスラがマイナス二十・九パーセント、メタがマイナス二十四・一パーセント、マイクロソフトがマイナス三十一・六パーセントです。これらの企業は過去三年間、人工知能分野への巨額投資を推進してきましたが、投資負担が利益成長を圧迫する状況が続いています。たとえばアルファベットは今年一八〇〇億ドル、アマゾンは二〇〇〇億ドルの設備投資を計画しており、アマゾンは二〇二六年にはキャッシュフローが赤字となる見通しです。マイクロソフトは特に下落が顕著で、一月には決算内容への失望から一日で一〇パーセント下落し、二〇二〇年以来の最大級の下げを記録しました。また同社は十三年以上ぶりに二百週移動平均線を下回って引けました。これにより七銘柄の時価総額は約三兆ドル減少しており、S&P五百種株価指数の約三割を占めるこれらの動向が市場全体に波及しています。利益成長率はピーク時から約半減していますが、今年は一九パーセントの成長が見込まれています。

商品市場

金と原油

金先物価格は一オンス四千五百五十ドルを突破し、本日四パーセント上昇しました。その後四千六百ドルを回復し、時価総額は三時間で一四三兆円増加しています。一方、オマーン産原油はピーク時から四六パーセント下落し、九日間で一バレルあたり八十ドル安となっています。市場ではイラン関連の緊張緩和を織り込む動きが見られます。またロシアの石油輸出能力の四割が停止し、近代史上最悪レベルの供給途絶が発生しています。ロシアは世界第二位の石油輸出国であり、この事態は同国の主要資金源に影響を及ぼしています。

企業・フィンテック動向

スターテイル調達とスパイバー整理

金融新興企業のスターテイルグループは約百億円を調達しました。SBIグループを引受先とする第三者割当増資で約八十億円を確保し、ブロックチェーン上のトークン化資産取引基盤やステーブルコインの開発を進めます。一方、ユニコーン企業であるスパイバーは私的整理に入り、孫正義氏の長女が主導する新会社へ事業を譲渡します。負債整理後、再建を目指すもので、未上場ユニコーンでの私的整理は国内初とされます。企業価値は約一千五百億円を超えていました。