金価格4,600ドル回復 国債利回り上昇も
金価格が4,600ドルを回復し、時価総額が143兆円増加しました。日本10年国債利回りは2.30%まで上昇し、5年債も1.72%に達しています。原油市場では取引の急増が指摘され、ホルムズ海峡の船舶通過が激減する中、米イラン和平への期待からNY原油が86ドル台に下落しました。ヘッジファンドは景気敏感株を売り越しています。
貴金属・エネルギー市場
金価格の変動
金価格が再び4,600ドルを回復しました。この3時間で時価総額が143兆円増加したとされています。また、金先物は1オンス4,550ドルを突破し、本日4%上昇しています。米イラン和平協議への期待が高まっていることが背景にあります。一方、NY原油は一時86ドル台に急落しました。米国がイランに停戦に向けた15項目の和平計画を提出したとの報道がきっかけです。原油市場では、トランプ氏の投稿前に取引が急増した事例が報じられ、インサイダー取引の疑いが指摘されています。ホルムズ海峡の船舶通過数は2月下旬の100隻以上から3月下旬には数隻に激減しています。
債券市場
日本国債利回りの上昇
日本の10年国債利回りが2.30%まで上昇し、1999年以来の高水準に近づいています。これは2008年の金融危機時のピークを0.3%上回る水準です。5年国債利回りも1.72%まで上がり、過去最高に迫っています。背景には原油価格の上昇と中東情勢の緊迫化によるインフレ懸念があります。米国債も3週連続で下落しており、この流れが影響しています。米10年債利回りは4.43%まで上昇した後、4.40%付近で推移しています。アメリカ当局はイランとの和平交渉を早ければ木曜日にも行う可能性を示唆しています。
株式・投資動向
ヘッジファンドの売り越し
ヘッジファンドがエネルギー、素材、工業、金融、不動産などの景気敏感株を9週連続で売り越しています。ロング・ショート比率は1.68と2025年5月以来の低水準です。イラン戦争開始以降、売りが加速し、年初からの買いは全消滅しました。純フローはマイナス転換し、ネットショートとなっています。マグニフィセント7の指数とS&P500均等加重指数の100日相関は-0.27まで低下し、2023年6月以来の強い逆相関を示しています。主要ハイテク株は市場平均とは逆方向に動いています。
仮想通貨市場
ビットコインの移動
アイルランドの麻薬ディーラー、クリフトン・コリンズが保有する6,000ビットコインのうち、500ビットコインが約10年ぶりに移動しました。価値は約3,500万ドルで、送金先はCoinbaseです。現在も5,500ビットコインを保有し、約3.9億ドル相当です。2017年の逮捕後、秘密鍵喪失で回収不能とされていましたが、突如動き出しました。自民党はステーブルコインなどを活用した新金融の経済圏整備を政治主導で議論します。即時決済や資産トークン化による産業創出を目指しています。
XDOGE