日経平均株価一時2000円超下落 国債利回り最高水準迫る

日経平均株価が一時2000円以上値下がりするなど、アジア株式市場で下落幅が拡大しました。日本の10年国債利回りは2.30%まで上昇し、1999年以来の高水準に近づいています。金銀先物ではサーキットブレーカーが発動し、時価総額が320兆円減少する動きが見られました。中東情勢の影響が市場全体に及び、変動が続いています。

株式市場

日経平均株価

日経平均株価はニューヨーク市場の大幅下落やイラン情勢の長期化懸念を受け、一時2000円以上値下がりしました。また、約5%の下落を記録しています。韓国KOSPI指数も下落幅を拡大し、6%安となりました。一方、米国ではS&P500が1.4%上昇して取引を開始し、ナスダックも1.5%上昇しています。S&P500のETFであるSPYの取引量は14億ドルに達し、2026年で最高の1日となりました。これは過去2年半で5番目に多い水準です。こうした出来高の急増は、市場のボラティリティを示しています。

ソフトバンクグループ

ソフトバンクグループの株価は前営業日比177円安の3381円となり、上場来高値から半値割れとなりました。米国のAI投資が好材料視されなかったことが影響しています。高値6923円80銭からの下落が続いています。

債券市場

日本国債

日本の10年国債利回りは2.30%まで急上昇し、1999年以来の高水準に迫っています。5年国債利回りも1.72%まで上昇し、過去最高に近づきました。背景には原油価格の上昇や中東情勢の緊迫化によるインフレ懸念があります。米国債が3週連続で下落している影響も受けています。ドル円相場は160円水準に接近し、日本当局は為替の動きに対してあらゆる対応を取る準備ができていると述べました。

商品市場

金銀先物

大阪取引所で金と銀先物の売買が一時中断するサーキットブレーカーが発動しました。前営業日比の下落幅が制限値幅に達したためです。金は前週に続いての発動となりました。また、わずか3時間で金と銀の時価総額合計が320兆円消失しました。原油価格は上昇分を失い、米国株先物はプラス圏に戻っています。10年国債利回りの上昇が4.40%に達し、資産に重しとなっています。

新金融分野

ステーブルコイン活用

自民党はステーブルコインなど新金融経済圏の整備を政治主導で進めます。AIやブロックチェーンを活用した即時決済や資産トークン化による産業創出を目指します。銀行などの業務改革を検討します。