NYダウ急落と住宅ローン金利引き上げ相次ぐ

イラン情勢の緊迫化を受け、ニューヨーク・ダウ工業株30種平均は一時800ドル安となり、米長期金利は4%を割り込みました。国内では三菱UFJ銀行と三井住友銀行が3月の住宅ローン変動金利を引き上げ、固定金利も平均3%台に達しています。また、OpenAIが過去最大の17兆円増資を果たし、米銀行株も大幅下落するなど、金融市場で動きが目立っています。

米国株式市場

NYダウと銀行株の下落

イラン情勢の緊迫により、ニューヨーク・ダウ工業株30種平均は一時800ドル安となりました。安全資産である米国債に資金が流入し、米長期金利は約3カ月ぶりに4%を下回りました。一方、米国の銀行株は昨年4月以来の大幅売りで、アメリカン・エキスプレスが7%、バンク・オブ・アメリカとシティバンクが5%、JPモルガン・チェースが3%、ゴールドマン・サックスが7.5%、ウェルズ・ファーゴが6%、モルガン・スタンレーが7%下落しました。供給制約の観測から原油先物も急伸しています。

住宅ローン金利

メガバンクの変動金利引き上げ

3月の住宅ローン金利で、三菱UFJ銀行と三井住友銀行が変動金利を引き上げました。10年固定の最優遇金利は三菱UFJ銀行が2.92%、三井住友銀行が2.95%、みずほ銀行が2.85%、三井住友信託銀行が3.195%、りそな銀行が3.255%となります。固定型金利は平均3%に達し、借り手への影響が注目されます。

銀行名 10年固定最優遇金利
三菱UFJ銀行 2.92%
三井住友銀行 2.95%
みずほ銀行 2.85%
三井住友信託銀行 3.195%
りそな銀行 3.255%

AI関連投資と企業動向

OpenAIの巨額増資

OpenAIは過去最大規模の増資を達成し、Amazon、NVIDIA、ソフトバンクグループが総額17兆円を投じました。資金は半導体やデータセンター投資に充てられ、高性能人工知能の開発を進めます。一方、米決済大手ブロックはAI活用で従業員の約半数にあたる4000人を削減し、株価は時間外取引で23%上昇しました。

日本金融ニュース

円建てステーブルコインJPYSC

SBIホールディングスとスターテイルは、日本初の信託型円建てステーブルコインのブランド名称をJPYSCとし、ロゴを発表しました。新生信託銀行が発行するこのステーブルコインは、改正資金決済法に基づく信託受益権を裏付けとし、国内送金や滞留の100万円制限を受けません。