キオクシア時価総額12倍拡大 サンリオ上方修正で株高

キオクシアの時価総額が1年で12倍となり、AIデータセンター向けメモリーの需要が成長を後押ししています。サンリオは2026年3月期の業績見通しを上方修正し、株価が一時13%上昇しました。みずほ証券ではインサイダー取引の疑いで強制調査が入り、日本市場では円と株価指数の相関がプラスに転じました。海外ではビッグテック企業の債務不履行への備えが進んでいます。

半導体・AI関連企業

キオクシア

キオクシアの時価総額は1年で12倍に達しました。AIデータセンター向けメモリーの需給が逼迫状態を続け、2025年4月から12月期の決算は市場予想を上回る結果となりました。財務状況の改善が進み、2024年の上場以来初めての配当実施への期待が高まっています。この成長はAI関連需要の拡大を反映したものです。

インドのAIデータセンター投資

インドでAI向けデータセンターの建設が活発化しています。米グーグルやアマゾン・ドット・コムなどの大手テック企業による投資計画の総額は10兆円規模に上ります。これによりインドは世界的なAI計算基地としての位置づけを強めています。

国内株式市場

サンリオ

サンリオの株価は一時13%上昇しました。2026年3月期の業績見通しを上方修正したことが好感されました。修正発表後、株価は制限値幅の上限で買い気配となり、大引けで配分されています。好調な業績を背景に買い注文が連日集まっています。

みずほ証券インサイダー取引疑い

みずほ証券の社員らが株の不正取引に関与した疑いが強まり、証券取引等監視委員会がインサイダー取引容疑で強制調査を実施しました。関係先への調査が進められています。

市場全体の動向

日本市場の円と株価相関

日本円とTOPIXの相関関係が2005年以来初めてプラスに転じました。円高と日本株の上昇が同時に進む珍しい状況です。過去1年間で円は対ドルで1%上昇し、TOPIXは38%上昇しています。このパターンは長期的な強気相場で見られることがあります。

海外投資家心理

個人投資家の米国株流入

個人投資家による米国株への資金流入が直近21日間で480億ドルに達し、過去最高水準となりました。株価は最高圏にあり、家計の株式比率は45から49%です。一方で機関投資家は売り越しとなっています。

ビッグテック債務不履行備え

投資家がビッグテック銘柄の債務不履行に備える動きが強まっています。主要企業のデフォルト保険の債務総額は100億ドルに達しました。オラクルが最多の60億ドルで、アマゾンやアルファベットが続きます。クレジット・デフォルト・スワップの残高も急増しています。