日経平均先物上昇 NYダウ5万ドル突破 ビットコイン反発

株式市場と仮想通貨市場で大きな動きが見られました。日経平均先物は夜間取引で2080円高の5万6490円で終了し、上昇しました。米ダウ平均は取引時間中に初めて5万ドルを突破しました。ビットコインは前日の急落分をほぼ回復し、一時7万1469ドルを付けました。一方、貴金属先物ではサーキットブレーカーが発動するなど、相場は変動を続けています。

株式市場

日経平均先物

大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇しました。3月物は前日の清算値比2080円高の5万6490円で取引を終えました。この動きは市場の注目を集めています。投資家心理の改善が背景にあるとみられます。

NYダウ平均

米ダウ平均は取引時間中に初めて5万ドルを突破しました。終値で4万ドルを超えてから約1年8カ月ぶりの大台到達です。エヌビディア株が一時8%高となり、資本財や医療セクターもけん引しました。最近の株安の一因だったソフトウエア株への売りが一服し、投資家心理が改善しました。一方、アマゾン・ドット・コムは前日夕の決算発表を受けて10%安となりました。

仮想通貨市場

ビットコイン

ビットコインは前日の仮想通貨市場急落分のほぼ全てを回復しました。一時前日比13%上昇して7万1469ドルを付けました。5日には13%余り下げ、6日のアジア時間には6万33ドルまで下落する場面もありました。また、25年10月の最高値12万6000ドル台の半値水準まで下落した要因として、トランプ政権と仮想通貨業界の関係悪化が指摘されています。慎重な見方は残っています。

仮想通貨トレジャリー企業

仮想通貨トレジャリー企業が新たな脅威にさらされています。資産売却で強い信念に基づく積み増し主体との前提が崩壊する可能性があります。DAT株の下落やETF資金流出により、ビットコインが5万ドルから5万5000ドルまで下落するシナリオも想定されます。

商品・企業動向

貴金属先物

金・銀・プラチナの国内先物でサーキットブレーカーが発動しました。相場が急落し制限値幅に達したためです。金先物は8営業日連続の発動で過去最長を更新しました。

企業業績

ステランティスは25年12月期に4兆円の損失を計上します。電気自動車需要の軟調を受け投資戦略を見直します。米フォード・モーターもEV戦略転換で3兆円規模の費用を計上しており、欧米自動車メーカーのEVシフトが逆回転しています。