ビットコインETF巨額流入拡大 金銀価格最高値更新相次ぐ
ビットコインETFへの資金流入が拡大し、ブラックロックのファンドに過去3カ月最大の6,647ビットコイン相当が流入しました。金や銀の価格も最高値を更新する一方、銀は一時8%急落を記録しています。日本の外貨準備では金の比率が9%に上昇し、総額は1兆3,700億ドルと高水準です。為替面では米財務長官が過度な変動を望ましくないと述べました。市場では多様な動きが見られます。
ビットコインETFの資金動向
ビットコインETFへの資金流入が1月14日に8億3,800万ドルに達しました。ブラックロックのIBITファンドには純流入額が6億4,662万ドル、6,647ビットコイン相当となり、過去3カ月で最大規模を更新しています。出来高は50億ドルに上りました。また、全体のビットコイン建玉は31%減少しており、アナリストはこれを市場底打ちの兆候と分析しています。恐怖指数は61の強欲水準まで上昇し、投資家心理の改善を示しています。
ステーブルコインの実証実験
りそな銀行とJCBは、2025年度中に一部加盟店でステーブルコインを使った買い物を可能にする実証実験を始めます。円建てのJPYCやドル建てのUSDCを取り扱い、店舗の手数料を軽減する仕組みです。この取り組みは、決済の効率化を図るものです。
貴金属市場
金銀価格の変動
金と銀の価格は3年以上にわたりマクロ経済イベントを先読みして上昇を続け、直近7カ月間は月足ベースで下落していません。現在、多くの資産が史上最高値を更新しており、株式、金、銀、住宅価格、銅、プラチナなどが同時期に高値を付けています。銀価格は最高値更新直後に一時8%急落し、コモディティ市場のボラティリティの高さを示しました。日本円建ての銀価格からも、貴金属への資金逃避が見て取れます。
日本の外貨準備
日本の金準備高は1,200億ドルで過去最高を記録し、前年比60%増となっています。外貨準備に占める金の比率は9%まで上昇し、2022年から2倍以上に拡大しました。外貨準備全体は1兆1,700億ドル、総準備資産は1兆3,700億ドルと、いずれも2021年以来の高水準です。日本は米国債を1兆2,000億ドル保有し、世界最大の保有国です。
為替・国際金融
米財務長官の発言
米財務長官は、日米財務相会合で過度な為替変動を望ましくないと伝えました。急速な円安を念頭に置いたものです。エコノミストのロビン・ブルックス氏は、日本円の状況について警告を発し、債務マネタイズからの逃避として貴金属への資金流入を指摘しています。日本は通貨価値希薄化の中心にあると分析されています。
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