JPモルガンApple提携と仮想通貨市場の新展開

米国大手銀行のJPモルガン・チェースがアップルとクレジットカード事業で提携合意に達したほか、仮想通貨分野ではソラナのアプリ収益が過去最高を更新しました。株式市場ではサンディスク株が急伸し、ロッキード・マーティン株が変動するなど動きが見られます。不動産ではマンション価格の高止まりが指摘され、米国経済指標も雇用関連で弱含みです。これらの動向が市場に影響を与えています。

株式市場

サンディスク株の急上昇

米サンディスクの株価は3営業日で47%余り上昇しました。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者がラスベガスで開催中の先端技術見本市CESで、メモリーとストレージの必要性を強調したことが材料視されています。この発言はAI関連需要の高まりを反映しており、半導体セクター全体に波及する可能性があります。一方、防衛関連のロッキード・マーティン株はトランプ大統領が自社株買いと配当を一時禁止する方針を示したことで一時7%下落しましたが、その後大統領が米軍予算の増額を主張したことで時間外取引で7%上昇し、結局プラスで引けました。これらの変動は政策発言の影響を強く受けています。

ベネズエラ株式市場の上昇

ベネズエラの株式市場はマドゥロ大統領の米国拘束以降100%上昇し、直近10営業日で207%の上昇を記録しました。下落した日はなく、政治情勢の変化が市場にポジティブに働いています。この動きは新政権への期待を背景に、投資家の関心を集めています。

仮想通貨市場

ソラナアプリ収益の過去最高更新

ソラナ上で構築されたアプリケーションの2025年収益は23億9000万ドルに達し、前年比46%増で過去最高を更新しました。Pumpfun、Raydium、JupiterExchangeなど7つのアプリが1億ドル以上の収益を達成しています。この好調はエコシステムの拡大を示しており、DeFiや取引所の利用増加が寄与しています。

イーサリアムステーキングの動向

イーサリアムのステーキング退出待ちがゼロになりました。一方でステーキング希望は増加傾向にあり、機関投資家の需要復活が指摘されています。イーサリアム財務企業やETFによるステーキング需要の高まりが背景にあり、需給構造の改善が価格に影響を与えています。

米国クリプト規制の進展

米上院の銀行委員会と農業委員会が1月15日に仮想通貨市場構造法案を採決予定です。可決されれば上院内で調整が進み、下院通過のデジタル資産市場明確化法と統合されます。最終的にトランプ大統領の署名で成立する見通しです。この法制化は市場の明確化を図るものです。

不動産・金融セクター

三井不動産のマンション価格見通し

三井不動産の植田俊社長はマンション価格が下がる要因を見つけるのは苦しいと述べました。建築費の高騰と供給戸数の減少が主な原因です。この状況は住宅市場全体の需給バランスを反映しており、価格高止まりが続いています。

JPモルガンとアップルの提携

米JPモルガン・チェースがアップルのクレジットカード事業で提携合意に達しました。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたもので、両社の事業拡大が期待されます。この提携はフィンテック分野での競争を激化させる可能性があります。

米国経済指標

雇用関連統計の結果

米国の11月求人件数は714万6000件で市場予想の760万件を下回りました。またADP統計では12月の民間雇用者数が4万1000人増と予想の4万7000人を下回っています。これらの弱い数字は労働市場の減速を示唆します。一方、ガソリン平均価格は2.81ドルまで下落し、過去5年で最低水準です。