ビットコインオプション安定 NYダウ新高 市場動向

ビットコインオプション市場で安定の兆しが見られ、行使価格10万ドルのコールオプションに建玉が集中しています。一方、ニューヨーク・ダウ工業株30種平均は石油関連株や景気敏感株の買いが入り、過去最高値を更新しました。ベネズエラのカラカス証券取引所も前日比17%高で引け、銅価格は新高値を付けています。こうした動きが金融市場で注目されています。

株式市場

ニューヨーク・ダウ工業株30種平均

ニューヨーク・ダウ工業株30種平均は594ドル高で取引を終えました。過去最高値の4万8731ドルを更新しています。石油関連株や景気敏感株の一角に買いが入り、一時上げ幅は800ドルを超えました。また、ダウ平均は8か月連続で上昇を続け、2019年以来の長さです。1950年代以降では2番目の長さとなっており、過去の類似局面ではその後1か月で上昇したケースが多数を占めています。S&P500種株価指数も7か月連続上昇の後に小幅下落しましたが、歴史的に見て強気相場が継続する傾向があります。

ベネズエラ・カラカス証券取引所

ベネズエラのカラカス証券取引所は前日比約17%高で取引を終えました。米国によるマドゥロ大統領拘束の報道を受け、市場が反応しています。一般に地政学リスクの高まりは株安・金高の要因となりますが、今回は米国株と金価格が同時に上昇する異例のパターンを示しました。過去の米国軍事介入時の市場反応からも逸脱する動きです。

仮想通貨市場

ビットコイン

ビットコインオプション市場では、Deribitのデータで1月30日満期の行使価格10万ドルのコールオプションに建玉が集中しています。想定元本は同満期の8万ドルプットの2倍以上です。WintermuteのOTC責任者は規模は大きくないものの方向性が強気で一貫していると指摘し、プットプレミアム低下から下落警戒感の後退を示しています。また、直近60分で1億1000万ドル相当のショートポジションが清算されました。Coinbaseプレミアムも復活し、ビットコインは94,000ドルを突破しています。マイケル・セイラーのStrategyは1160億ドル相当の1286ビットコインを購入しました。

ETF資金フロー

銘柄 純流入額(ドル)
ビットコインETF全体 +4億5900万
ブラックロックIBIT +3億2400万
イーサリアムETF -1億6100万
SOL現物ETF +1043万
XRP現物ETF +4316万

先週の米国スポットビットコインETFは総額4億5900万ドルの純流入を記録しました。ブラックロックのIBITが最大の3億2400万ドルです。一方、イーサリアムETFは1億6100万ドルの純流出となりました。SOLとXRPの現物ETFはそれぞれ流入しています。バンク・オブ・アメリカは資産運用アドバイザーに対し、ビットコインをポートフォリオの最大4%まで推奨することを許可しました。

商品市場

銅価格

銅価格は上昇を続け、新たな史上最高値を更新しました。この日は4.5%高となっています。