S&P5003年連続上昇 ビットコインETF資金流入

アメリカの代表的な株価指数であるS&P500は、2025年を通じて16.6%の上昇を記録し、3年連続で2桁の年間上昇となりました。一方、仮想通貨市場ではビットコインのETFが資金流入を反転させ、3億5500万ドルの純流入となりました。イーサリアムも取引件数が過去最高を更新するなど、市場の動きが活発化しています。MicroStrategyの株価は52週安値を更新し、年間下落率が約50%に達しました。

株式市場

S&P500指数

S&P500指数は2025年を16.6%の上昇で終えました。これにより、3年連続での2桁上昇という好成績を収めています。この指数はアメリカの主要500社の株価を反映しており、幅広い業種で堅調なパフォーマンスを示しました。市場全体の底堅さが確認され、投資家心理の安定を表しています。また、MicroStrategyの株価は153.52ドルで52週安値を更新し、2025年の下落率が約50%となりました。同社はビットコインを大量保有する企業として知られ、株価変動が仮想通貨市場の影響を受けやすい構造です。このような個別銘柄の動きは、市場の多様性を示しています。

仮想通貨市場

ビットコインの動向

ビットコインは、従来の4年周期である半減期サイクルが崩れる可能性が指摘されています。半減期後の年として、96,900ドル未満で2025年を終える場合、史上初めてのマイナスとなる見込みです。この変化は、市場の成熟を示すものとして注目されます。また、年初来のパフォーマンスがプラスを維持しています。テザーは2025年第4四半期に8,888ビットコイン、約7億7900万ドル相当を購入しました。このような大口の買い入れは、需給バランスに影響を与えています。

イーサリアムの利用拡大

イーサリアムでは、1日の取引件数が220万件に達し、過去最高を更新しました。平均手数料は約0.17ドルと低水準を維持しており、2022年5月のピーク時200ドル超から大幅に低下しています。2025年のPectraとFusakaアップグレードにより、バリデーターの効率とスケーラビリティが向上しました。また、第4四半期の新規スマートコントラクト数は870万件となり、過去最高を記録。トークン化資産やステーブルコイン、インフラ需要がこれを支えています。ステーキングでは、6か月ぶりに預け入れが引き出しを上回り、待機中のETHが引き出し待ちの約2倍となっています。

ETFと経済指標

スポットETFの資金流入

12月30日のビットコインスポットETFは、合計3億5500万ドルの純流入を記録し、7日連続の流出から反転しました。イーサリアムスポットETFは6783万6000ドルの純流入、ソラナスポットETFは521万ドルの純流入となりました。これらの動きは、投資家の関心が再び高まっていることを示します。年末近くの資金流入は、市場の回復基調を裏付けています。

国際金融

ブルガリアのユーロ導入

ブルガリアは欧州の単一通貨ユーロを正式に導入し、通貨圏の21カ国目となりました。旧ソ連の衛星国で共産主義体制を敷いていた同国が、観光や投資の呼び水としてユーロを採用します。この決定は、東欧地域の経済統合を進める一歩です。