キオクシア時価総額電機首位 半導体株好調任天堂下落
東京株式市場では半導体関連株が相次いで上昇を示しました。キオクシアが上場来高値を更新し時価総額で電機首位となりました。一方、任天堂の株価は2027年3月期の見通しが市場予想を下回った影響で急落し、1年9カ月ぶりの安値を付けました。ソニーグループも上昇しています。米国では消費者ローンの延滞率が過去最高水準に達し、仮想通貨関連の動きも注目されています。
日本株式市場
半導体関連株
キオクシアホールディングスの株価は大幅に続伸しました。一時前週末比4940円高の4万9430円を付け、連日で上場来高値を更新しています。時価総額は26兆円を超え、東京エレクトロンを抜いて電機セクターの首位となりました。人工知能向けメモリー需要の拡大期待が株価を押し上げています。また、東京応化工業の2026年1月から3月期決算を受けて同社の株価は制限値幅の上限であるストップ高水準まで買われました。イビデンも2027年3月期の連結営業利益が前期比45%増の見通しを示しています。ソニーグループの株価も一時11.6%高の3477円となり、台湾のTSMCとの提携や競合の値上げが追い風となっています。
ゲーム関連株
任天堂の株価は急反落しました。前週末比772円安の6895円まで下げ、2024年8月以来1年9カ月ぶりの安値を付けました。2027年3月期の見通しが市場予想を下回ったことが要因です。投資家心理に影響を与えています。
仮想通貨市場
トランプ関連仮想通貨
トランプ米大統領の一族が関与する暗号資産企業WLFが発行した仮想通貨は、発行後比で9割安と暴落しています。不審な取引が相次いでおり、投資家の信頼を失っています。市場全体に波及する可能性が指摘されています。また、米議員は仮想通貨クラリティ法案について、銀行業界がパニック状態にあると述べました。ステーブルコインが銀行の独占を崩し始めていることが背景です。
米国経済指標
消費者ローン延滞率
米国では自動車ローンとクレジットカードの延滞率が過去最高水準に達しました。家計の負担増が顕在化しています。一方、S&P500のコールオプション・スキューは上昇方向への偏りが過去最高水準となり、パニック買い状態を示しています。下落に備えたヘッジはほとんど見られません。
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