AMD決算上振れと半導体株上昇 市場資金流入続く
米国半導体大手AMDの決算が市場予想を上回りました。売上高は102億5000万ドル、1株当たり利益は1ドル37セントです。次四半期もAI向け半導体の需要が強く、売上は予想を上回る見通しです。また、半導体株全体が上昇し、S&P500指数も最高値を更新しています。日本では為替介入の余地が限られています。
米国半導体企業の業績
AMDの四半期決算
AMDは最新の四半期決算で、1株当たり利益が1ドル37セントとなり、市場予想の1ドル28セントを上回りました。売上高も102億5000万ドルと、予想の98億9000万ドルを超えました。会社側は次四半期の見通しとして、AI向け半導体の需要が強く、売上高が市場予想を上回ると述べています。この結果は、AIエージェント需要によるCPUの再評価が背景にあります。株価は1カ月で6割上昇しています。
サムスン電子の利益予想
ゴールドマン・サックスはサムスン電子の営業利益について、2026年に39兆円、2027年に48兆2000億円、2028年に54兆5000億円と予想しています。この数字は、2024年度の日本の上場製造業1390社の営業利益合計である38兆2000億円を上回る規模です。半導体市場の成長がこうした強気の見通しを支えています。
半導体株と市場動向
半導体株の上昇
米国市場では半導体株が大きく上昇しました。インテル株は14.17%高、マイクロン・テクノロジー株は10.88%高となっています。半導体指数も4.06%上昇しました。この動きはAI需要の継続が要因です。
S&P500指数と資金流入
S&P500指数は7273ポイントに達し、史上最高値を更新しました。一方、米国株への資金流入は年初来で6730億ドルに上ります。直近ではQQQに100億ドルが流入し、4月全体では1740億ドルの流入を記録しました。VOOには4月だけで250億ドルが入りました。投資家が株式市場に資金を振り向けています。
規制と日本経済の動き
米SECの報告規則改正案
米証券取引委員会(SEC)は、四半期報告の代わりに半期報告を認める規則改正案を提案しました。企業側の負担は軽減されますが、投資家にとっては情報量が減少し、決算サプライズのリスクが高まる可能性があります。
日本の為替介入余地
国際通貨基金(IMF)のガイドラインでは、日本が自由変動相場制を維持する場合、11月までに為替介入はあと2回分しか残っていません。3日間で1回のカウント方式が適用されます。円安対策の選択肢が限られています。
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